ダイソーのマグネットシートを買ってみたけど、なぜか磁石がくっつかない……。
そんな経験をされた方、多いのではないでしょうか?
SNSやレビューでも「使えなかった」「勘違いしてた」という声が見られます。
でも、ちょっとしたポイントを知っておくだけで、ぐんと使いやすくなるんです。
この記事では、ダイソーのマグネットシートに関する疑問や使いこなし方を、やさしく解説していきますね。
- ダイソーのマグネットシートはどこで買える?売り場と種類をチェック
- 磁石がつかない理由はこれ!ダイソーのマグネットシートの仕組み
- 「マグネットシート」と「磁石がつくシート」は別物!
- 実際に弱い?ダイソーマグネットシートの磁力を検証
- 磁石がつかないときのNG使い方例
- 解決策はこれ!つかない問題を解消する3つの方法
- 磁力が弱くても安心!固定力を高めるちょっとした工夫
- 【活用アイデア】100均マグネットシートのおすすめ用途
- カット済みタイプの賢い使い方|すぐ使えて便利!
- セリアvsダイソー|マグネットシートの比較と選び方
- ニトリのマグネットシートは賃貸DIYに最適!
- よくある疑問Q&A|初心者が間違えやすいポイントを解説
- まとめ|マグネットシートは“使い方”次第で便利に!
ダイソーのマグネットシートはどこで買える?売り場と種類をチェック
よく置かれている売り場はどこ?
ダイソーのマグネットシートは、主に文房具コーナーやDIY用品の棚に並んでいることが多いです。
とくに工具コーナーの近くや、収納グッズ・お掃除用品と一緒に置かれていることもあります。
一部の大型店舗では、クラフトコーナーや子ども用の工作用品の近くに陳列されているケースも見られます。
また、店舗によっては「磁石コーナー」や「DIY特集棚」として期間限定の特設売り場に並ぶこともあり、探す場所によって少し迷ってしまうかもしれません。
そういった場合は、無理に自分だけで探さず、近くの店員さんに「マグネットシートはどのあたりにありますか?」と聞くのが一番スムーズです。
ダイソーの店員さんは丁寧に案内してくれる方が多いので、気軽に声をかけてみてくださいね。
また、ダイソーの公式アプリや通販サイト(ダイソーネットストア)でも在庫の確認や取り扱い状況を調べることができるので、事前にチェックしておくとお買い物がさらにスムーズになりますよ。
種類のバリエーション(シート・ロール・カット済み)
ダイソーでは、用途に応じたさまざまなマグネットシートが販売されています。
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ロールタイプ:好きな長さにカットできて便利
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カット済みタイプ:ラベルや仕切りなどにすぐ使える
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シール付きタイプ:裏面が粘着シールになっていて貼るだけで使える
パッケージも一見シンプルですが、「マグネットシート」と書かれていても、実は“磁石を貼るためのシートではない”こともあるので、購入前に注意書きをしっかり確認しましょう。
次の章でその理由についてくわしくご説明しますね。
磁石がつかない理由はこれ!ダイソーのマグネットシートの仕組み
マグネットシートの構造はどうなっている?
マグネットシートには、自分自身が「磁力を持って貼りつく」機能があります。
これは、冷蔵庫や金属製の収納ラック、ホワイトボードなどにピタッと貼ることができる便利な性質です。
ただし、その磁力の方向や仕組みを理解していないと、「あれ?磁石がくっつかない……」という残念な結果になってしまいます。
実は、このマグネットシートが持っている磁力は、物体を「くっつけるための力」ではなく、自らが金属面に吸着するための力です。
つまり「磁石を貼るための素材」としてではなく、「掲示物や紙などを直接貼るためのベース素材」として設計されていることが多いのです。
「多極着磁方式」が原因ってどういうこと?
ダイソーのマグネットシートには、「多極着磁」という特殊な磁化方式が採用されています。
この方式では、磁石のN極とS極がシート全体に細かく交互に配置されていて、シート全体が面として金属面にしっかりと吸着する設計になっています。
このような仕組みは、広い面積での吸着には非常に有利なのですが、一方で磁石を貼ろうとしたときには逆効果になることがあります。
というのも、磁石の極性とマグネットシートの極が干渉し合い、磁力がうまく引き合わない場合があるのです。
結果として「磁石がつかない」という状態が生まれてしまいます。
磁力が弱いのではなく、仕組みの違いから起こる現象と理解すると納得できますね。
表裏の向き・貼り方のミスにも注意
さらに注意したいのが、マグネットシートの「表と裏」を正しく見極めることです。
シートの片面には粘着シールがついているタイプも多く、うっかりその面に磁石をくっつけようとしても、当然ながら吸着しません。
基本的に、ざらざらしていたりマットな質感の面が「磁石側」です。
反対に、ツルツルしていたりシールがついている面は「貼り付け用の裏面」として使います。
また、使用する場所によってはシートの密着度が下がり、思ったように機能しないこともあるため、しっかり平らな金属面に貼ることも大切なポイントです。
ちょっとした確認と工夫で、マグネットシートはもっと快適に活用できますよ。
「マグネットシート」と「磁石がつくシート」は別物!
名前が似ているので間違えやすいのですが、実はこのふたつのシートには大きな違いがあります。
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マグネットシート:自分自身が金属面にくっつくタイプで、冷蔵庫やスチール棚などに貼って使うもの
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磁石がつくシート:磁石の方がくっつくための素材で、鉄粉が含まれていたり、金属プレート状になっているもの
見た目が似ていて、どちらも「マグネット」という名前が入っているので、うっかり混同して購入してしまう方も少なくありません。
特に「磁石をくっつけたい」と思って購入する場合は、マグネットシートでは期待通りの働きをしない可能性があります。
実際に、マグネットシートを買って帰って使ってみたら、「あれ?全然磁石がくっつかない……」と戸惑う人も多いのが現状です。
購入前には、商品パッケージに書かれている「用途」や「使用例」をしっかり読むようにしましょう。
「このシートは磁石がつくかどうか?」という点を意識してチェックすることが、後悔しないためのポイントです。
また、店頭では類似品が同じ棚に並んでいることもあるので、成分表示や裏面の説明書きを確認するのも安心につながります。
実際に弱い?ダイソーマグネットシートの磁力を検証
実測データ
ネオジム磁石のような強力タイプを使おうとすると、ほとんどくっつかないか、触れた瞬間にはじかれてしまうケースも。
これは、マグネットシート自体の磁力が鉄面に吸着する設計になっており、外部の磁石を保持する力は持ち合わせていないためです。
比較的相性がいいのは、同じ素材のラバーマグネットや軽量のマグネットシールです。
これらであれば多少の吸着が可能ですが、貼り付ける物の重さや使い方によっては、落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
実際の使用感としては、メモ1枚〜2枚程度であれば問題なく使える場面もありますが、それ以上の厚みや重みがある物を貼るとずり落ちてしまうことが多いです。
使う目的によって適した選択をすることが大切ですね。
セリア・キャンドゥとの比較検証
セリアのマグネットシートも全体としては似たような傾向がありますが、中にはやや厚みのあるタイプや、少し強度が高いと感じられる商品もあります。
貼り付けたい対象が軽量であれば、セリアのシートの方が安定感があると感じる方も。
キャンドゥでは、種類自体が少なめですが、DIY系コーナーに置かれている厚手タイプはややしっかりした作りになっていることもあります。
とはいえ、いずれの100均製品も「磁石をしっかり保持する用途」にはやや不向きです。
各ブランドによって「厚み」「柔らかさ」「加工しやすさ」などに違いがあるため、実際に使用したい場所や目的に応じて選ぶのがポイントです。
次の章では、それぞれの特徴をふまえたうえで、ダイソーのマグネットシートを上手に使うコツをご紹介しますね。
磁石がつかないときのNG使い方例
凹凸のある壁にそのまま貼っている
壁紙や木目調のシート、ザラザラした塗装面など、凹凸のある場所にそのままマグネットシートを貼ろうとすると、しっかり密着せず、剥がれてしまう原因になります。
特に、空気が入ったり、シートの一部しか接地していない状態になると、磁力がじゅうぶんに働かず、すぐに落ちてしまうことも。
マグネットシートは、あくまでも「平らで金属製の面」に貼ることを前提とした設計になっています。
使う前に、貼る場所の材質や表面状態をしっかり確認しておくことが大切です。
また、軽く表面を拭いてほこりや油分を取ることで、吸着力が少し高まることもあります。
厚手の紙を何枚も留めようとする
マグネットシートの吸着力は強力ではないため、厚みのある紙やハガキ、カード類を何枚も重ねて貼ると、磁力が足りずにすぐに落ちてしまうことがあります。
特に、ラミネート加工された紙や厚紙などは、重量があるぶん外れやすくなります。
使う際は、軽い紙1〜2枚程度にとどめるのがベストです。
掲示用に使う場合は、メモ紙やコピー用紙レベルの薄い素材が適しています。
それ以上の厚みがある場合は、マグネットシートの代わりに「磁石がつくシート」や「マグネット付きクリップ」などの併用を検討しましょう。
裏面を表として使っている
意外と多いのが、マグネットシートの表と裏を間違えて使っているパターンです。
シートの粘着面(ツルツル・シール付きの面)を表側として使ってしまうと、磁石はくっつきません。
基本的に、ざらざらしていたりマットな質感の面が「磁石がつく側」になります。
一方で、粘着シートやフィルムが貼られている面は、貼り付け用の裏面です。
使用前にどちらの面が吸着用かを確かめてから使うことで、トラブルを防げます。
不安な場合は、あらかじめ小さな磁石を当てて確認しておくと安心です。
解決策はこれ!つかない問題を解消する3つの方法
① 100均のマグネットテープで磁力を補強
マグネットシートの磁力が物足りないと感じるときは、裏側にマグネットテープを貼ることで吸着力をアップさせることができます。
マグネットテープはダイソーやセリアなどの100均でも手軽に手に入り、必要な長さにカットして使えるのでとても便利です。
特に、マグネットシートの端だけが浮いてしまうときや、しっかりくっつかないときには、テープを補助的に使うだけで安定感がグッと増します。
また、補強したい部分だけにピンポイントで使えるため、コストパフォーマンスも抜群です。
複数枚を貼り合わせたり、両面テープと併用して強化する方法もあります。
使用する場所や目的に応じて工夫してみてくださいね。
② 「磁石がつくシート」や鉄板シートを活用
磁石をしっかりと使いたい場合には、「磁石がつくシート(スチールシート)」や「鉄板プレート」を活用するのが効果的です。
これらは磁力を受ける側として設計されているので、ネオジム磁石やラバーマグネットなども安定して吸着します。
ホームセンターやネット通販、最近では一部の100均でも販売されていて、サイズや厚みによって選べます。
冷蔵庫や壁に貼って、そこにマグネットを貼り付けたいときなどに重宝するアイテムです。
DIYやインテリアでも活用できるので、「磁石をつけたい場所には鉄系の素材をプラスする」という視点で考えると、マグネットの活用幅がぐんと広がりますよ。
③ 掲示用・DIY用として用途を見直す
そもそも「磁石をくっつける」目的ではなく、紙類や軽いものを貼るための掲示用、またはDIY素材として活用する方法もおすすめです。
たとえば、冷蔵庫に貼る献立表やカレンダー、収納用ラベルなどの用途であれば、ダイソーのマグネットシートでも十分に活躍します。
また、子どもの学習用おもちゃやホワイトボード用の名札、オリジナルマグネット作りなど、アイデア次第で用途は広がります。
「磁石がくっつかないから使えない」と決めつけず、目的を少し変えるだけで、実はとても便利なアイテムになるかもしれませんよ。
磁力が弱くても安心!固定力を高めるちょっとした工夫
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両面テープでしっかり貼りつける:
マグネットシートの裏面に両面テープを貼ることで、平らでない面にも安定して固定することができます。
とくに、壁紙や木目調のボードなど、凹凸のある場所ではこの方法が効果的です。
また、剥がれにくくなるので長期使用にも向いています。 -
透明フィルムで上から押さえる:
磁石や紙類をシートに乗せた上から、薄手の透明フィルム(クリアファイルを切ったものなど)で押さえると、動きづらくなって安定します。
メモを一時的に留めたいときや、掲示物のずり落ちを防止したいときに便利です。
見た目もすっきり保てるので、インテリア的にもおすすめです。 -
2枚重ねで吸着面を広げる:
マグネットシートを2枚重ねることで、吸着力がアップする場合があります。
特に薄手のシートの場合は、もう1枚重ねるだけで磁石との接触面積が増え、より安定してくっつくようになります。
同じサイズにカットしてずれないように重ねて使うのがポイントです。
こうした工夫を取り入れるだけで、100均のマグネットシートでもぐんと使いやすさが向上します。
磁力が弱くても、ちょっとの手間と発想で快適に活用できますよ。
【活用アイデア】100均マグネットシートのおすすめ用途
冷蔵庫・玄関ドアでのメモ貼り
献立表や買い物メモ、鍵の位置、子どもの連絡帳の置き場所など、家族みんなに共有したい情報を貼るのにぴったりです。
特に冷蔵庫の扉は目につきやすいので、「今週の予定」や「ゴミ出しの日」など、日々の暮らしに関わるメモを貼るのにとても便利です。
また、玄関ドアの内側に貼れば、外出前に確認したい「持ち物チェックリスト」や「忘れ物注意」のメッセージもさっと見られて安心です。
小さなメモでも視認性が上がるので、家族全員で情報を共有したいご家庭に特におすすめですよ。
手作りラベル・収納整理ラベル
カットして収納ケースや引き出しの前面に貼ると、どこに何が入っているのか一目でわかるようになり、整理整頓がぐんと楽になります。
たとえばキッチンでは、調味料や乾物のケースに「砂糖」「塩」などのラベルを貼ったり、子ども部屋では「ぬりえ」「おりがみ」など用途別に分類したケースに貼るのが便利です。
さらに、季節ごとの衣替えや文房具・工具の管理にも役立ちます。
マスキングテープやシールと組み合わせて、デザインを楽しみながら使えるのも魅力です。
子どもの学習・知育グッズに
アルファベットや数字のシールをマグネットシートに貼ってカットすれば、簡単にオリジナルのマグネット教材が作れます。
冷蔵庫やホワイトボードに貼って、遊びながら学べる「知育スペース」に早変わり。
動物や乗り物のイラストを貼ってマグネット絵合わせを作るなど、アイデア次第で子どもの創造力も広がります。
手先を使って遊ぶことで集中力や指先の発達も促され、おうち時間の過ごし方がもっと充実しますよ。
カット済みタイプの賢い使い方|すぐ使えて便利!
あらかじめサイズが整っているので、ハサミで切る手間がいりません。
忙しいときでもすぐに使えるので、時短アイテムとしてとても便利です。
たとえば、収納ボックスに貼るラベルを作りたいとき、すでにカットされているタイプなら、文字を書くだけですぐ使えます。
形も揃っていて見た目もきれいなので、整理整頓したい場所に貼るとスッキリ見えて気分も上がりますよ。
また、子どものおもちゃの仕分けや、冷蔵庫の中の仕切りラベルとしても大活躍。
小さなスペースにもフィットしやすく、必要なだけ取り出して使えるので無駄がありません。
DIY初心者の方でも扱いやすく、用途に応じて自由にレイアウトできるのもカット済みタイプの魅力です。
ちょっとした工夫で、暮らしの中に「便利」と「かわいい」をプラスできるアイテムとして、ぜひ活用してみてくださいね。
セリアvsダイソー|マグネットシートの比較と選び方
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セリア:やや厚めで柔らかいタイプもあり、切りやすく手芸やクラフト向きの商品も多いです。厚みがあることで安定感が出やすく、軽い掲示や知育玩具づくりに使いやすい点が魅力です。
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ダイソー:種類豊富でコスパ良好。ロールタイプやシール付きタイプなど幅広く揃っており、DIYや収納ラベル作りなど多様なシーンで活躍します。大きめサイズも手頃な価格で購入できるので、まとめ買いにも向いています。
同じ100均でも特徴が異なるため、「クラフト用途で柔軟性を重視するならセリア」「大きさやコスパを求めるならダイソー」といったように、用途に合わせて選ぶのがコツです。
ニトリのマグネットシートは賃貸DIYに最適!
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強めの吸着力があるため、多少重みのある小物や雑貨を掛けても安定感があります。
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壁に貼れるシートタイプが展開されており、収納グッズや小物フックと組み合わせれば、ちょっとした棚代わりや吊り下げ収納にもなります。
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サイズも比較的豊富で、キッチン・洗面所・リビングなど幅広い空間で活用できます。
ニトリのマグネットシートは、賃貸でも壁を傷つけずに使えるのが大きな魅力です。
さらにインテリアになじみやすい色合いの商品も多く、実用性だけでなく見た目の良さも兼ね備えています。DIYが苦手な方でも気軽に使えるのが嬉しいポイントですね。
よくある疑問Q&A|初心者が間違えやすいポイントを解説
Q. 表と裏の見分け方は?
→ 表面はざらざらしていて、磁石側です。裏面はツルツルしているか、粘着シートになっていることが多いです。
Q. ダイソーの磁石ならつく?
→ 軽めの磁石ならつくこともありますが、基本的には「磁石をつける用途」には向いていません。
Q. 時間が経つと磁力は落ちる?
→ 直射日光や高温にさらされると、磁力が弱まることがあります。
まとめ|マグネットシートは“使い方”次第で便利に!
ダイソーのマグネットシートは、仕組みを理解して使えばとっても便利なアイテムです。
「磁石がつかない!」とがっかりする前に、用途や使い方を見直してみましょう。
ちょっとした工夫で、おうちの収納や掲示がもっと楽しくなりますよ♪