履歴書の学歴欄にある「自」「至」という文字、意味や書き方が分からず戸惑ったことはありませんか。
実はこの2つの漢字は、入学や卒業といった“いつからいつまで”の期間を示すための正式な表記です。
「自」は入学や入社などのスタート時期、「至」は卒業や退職といった終了時期を表します。
この記事では、学歴欄の自と至の正しい使い方や書き方を、履歴書の実例を交えながら丁寧に解説します。
さらに、卒業見込み・在学中・在職中など、状況に合わせた記入例も紹介。
この記事を読めば、どんな履歴書でも自信を持って「自」「至」を書けるようになります。
初めて履歴書を書く方や、正しい期間表記に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
学歴欄の「自」「至」とは?意味と使い方をわかりやすく解説

履歴書の学歴欄にある「自」「至」という文字、初めて見ると少し戸惑いますよね。
ここでは、その意味や使い方を、誰でもすぐ理解できるように解説します。
「自」「至」は、学歴欄で“いつからいつまで”の期間を示すために使われる記号のようなものです。
「自」「至」はどんな時に使う?
「自」「至」は、履歴書においては学歴や職歴などで期間を表す必要があるときに使います。
履歴書のほかにも、有給申請書や交通費申請書など、さまざまな書類で使われています。
つまり「自」はスタートを、「至」はゴールを示す言葉なのです。
| 項目 | 意味 | 英語で言うと |
|---|---|---|
| 自 | 〜から | From |
| 至 | 〜まで | To |
「自」と「至」の正しい意味(英語のFrom・Toとの違い)
「自」と「至」は、英語の「From」「To」と似ていますが、実は少し違います。
「From」「To」が口語的なのに対し、「自」「至」は正式な書類で使われる漢字表記です。
公的な書類やビジネス文書では、「自」「至」を使うことでより公式な印象を与えることができます。
| 表現 | 使う場面 |
|---|---|
| From / To | 日常会話・英語表現 |
| 自 / 至 | 履歴書・申請書・契約書 |
「自」「至」の読み方と使い分け方
読み方は「自=じ」「至=し」です。
ただし、文語的には「自=より」「至=いたる」と読む場合もあります。
例えば「自 令和5年4月」「至 令和7年3月」と書かれていたら、「令和5年4月から令和7年3月まで」と読みます。
このように理解しておけば、書類を読むときにも迷うことはありません。
| 漢字 | 読み方(音読み) | 読み方(訓読み) |
|---|---|---|
| 自 | じ | より |
| 至 | し | いたる |
学歴欄の自と至の正しい書き方【履歴書編】

ここでは、実際に履歴書の学歴欄に「自」と「至」をどう書くのかを具体的に紹介します。
ルールを押さえれば、どんな履歴書でも迷わず記入できるようになります。
「自」には入学した年月、「至」には卒業した年月を書く、これが基本ルールです。
自の欄には「入学した年月」を書く
自の欄には、学校に入学した年月を記入します。
たとえば「自 令和4年4月」とあれば、「令和4年4月に入学した」という意味になります。
職歴欄では「自 令和2年4月 株式会社〇〇入社」といった書き方をします。
| 種類 | 自に書く内容 |
|---|---|
| 学歴 | 入学年月 |
| 職歴 | 入社年月 |
至の欄には「卒業した年月」を書く
至の欄は、学校を卒業した年月を記入します。
たとえば「至 令和7年3月」とすれば、「令和7年3月に卒業した」という意味です。
空欄にしてしまうと「在学中か卒業か」が分からなくなるため注意が必要です。
| 種類 | 至に書く内容 |
|---|---|
| 学歴 | 卒業年月 |
| 職歴 | 退職年月 |
「入学・卒業」が同じ欄に収まる場合の書き方
履歴書のフォーマットによっては、「自」「至」が同じ行にある場合があります。
この場合は、下記のように入学と卒業を一行でまとめて書きましょう。
例:「自 令和4年4月 至 令和8年3月 ○○大学○○学部 卒業」
「自」「至」が分かれた欄の場合の書き方
一方、「自」「至」が別の欄になっている履歴書では、それぞれの枠に年月のみを記入します。
学校名や学部名は別欄に書かれるため、形式的に整えることがポイントです。
履歴書の形式に合わせて書き方を変えることで、読みやすくミスのない印象を与えられます。
| 形式 | 記入例 |
|---|---|
| 一行型 | 自 令和4年4月 至 令和8年3月 ○○大学卒業 |
| 分割型 | 自:令和4年4月 至:令和8年3月 |
卒業見込み・在学中の場合の「自」「至」の記入例

履歴書を書く時に「まだ卒業していないけど、どう書けばいいの?」と迷う人は多いですよね。
ここでは、卒業見込みや在学中など、未卒業の場合の「自」「至」の正しい書き方を紹介します。
在学中の場合も、卒業見込みの場合も、「いつ入学したか(自)」を明確に書くことがポイントです。
大学や専門学校を卒業見込みのとき
卒業見込みとは、現時点ではまだ在学中ですが、所定の時期に卒業予定であることを意味します。
この場合は「至」の欄に「卒業見込み」と記載します。
たとえば、下のような書き方が正しい例です。
| 項目 | 記入内容 |
|---|---|
| 自 | 令和4年4月 ○○大学○○学部入学 |
| 至 | 令和8年3月 同校卒業見込み |
「見込み」と記載することで、採用担当者にも卒業予定であることが一目で分かります。
高校在学中・大学在学中のとき
まだ在学中で卒業時期が確定していない場合は、「在学中」と書きます。
たとえば、高校3年生であれば次のように記入します。
| 項目 | 記入内容 |
|---|---|
| 自 | 令和4年4月 ○○高等学校入学 |
| 至 | 在学中 |
このように書いておけば、途中で転校や中退などがない限り、問題なく受け取られます。
編入・中退の場合の書き方
編入や中退の場合も、「自」「至」で期間を示す点は同じです。
ただし、「至」の欄に「中途退学」「編入」と明記しておくことが大切です。
| ケース | 自の欄 | 至の欄 |
|---|---|---|
| 中退 | 平成30年4月 ○○大学入学 | 令和2年3月 中途退学 |
| 編入 | 令和2年4月 ○○短期大学卒業 | 令和3年4月 ○○大学3年次編入 |
「中退」や「編入」も経歴の一部として正確に書くことで、誠実さや信頼感を与えられます。
職歴欄における「自」「至」の使い方も押さえよう
次に、履歴書の職歴欄にある「自」「至」の書き方を見ていきましょう。
学歴と同じく期間を示しますが、職歴では少し注意点が異なります。
職歴の「自」は入社した年と月、「至」は退職した年と月を書くのが基本です。
職歴欄の「自」は入社日、「至」は退職日
会社に入社した年月を「自」に、退職した年月を「至」に書きます。
たとえば次のように書くのが一般的です。
| 項目 | 記入内容 |
|---|---|
| 自 | 令和2年4月 株式会社〇〇入社 |
| 至 | 令和5年3月 退職 |
学歴と同じく、年月は和暦で統一しましょう。
現在勤務中(在職中)の場合の正しい書き方
転職活動中など、現在も会社に勤めている場合は「至」を空欄にしても構いません。
ただし「在職中」と明記することで、採用担当者に分かりやすく伝えられます。
| 項目 | 記入内容 |
|---|---|
| 自 | 令和4年5月 株式会社〇〇入社 在職中 |
| 至 | (空欄) |
「在職中」を書かずに空欄のままにすると、単なる記入漏れに見えることがあるため注意が必要です。
退職予定・契約終了見込みのケース
派遣社員や契約社員の場合、終了時期が決まっていることもあります。
その際は、「至」の欄に「令和6年3月 契約満了予定」と書きます。
| ケース | 自の欄 | 至の欄 |
|---|---|---|
| 派遣社員 | 令和4年6月 株式会社△△入社 | 令和6年3月 契約満了予定 |
| 契約社員 | 令和5年1月 株式会社◇◇入社 | 令和6年12月 契約終了予定 |
「予定」や「見込み」を添えることで、正確かつ誠実な印象を与えることができます。
「自」「至」が使われる他の書類と意味の違い
履歴書以外にも、「自」「至」という表記を目にする機会は意外と多いものです。
ここでは、さまざまな書類での使われ方や、その意味の違いを分かりやすくまとめます。
「自」「至」は、期間や範囲を示す“汎用的な表現”として、多くの公的書類に使われています。
有給申請書・交通費精算書などでの使われ方
会社で提出する有給申請書や交通費の申請書でも、「自」「至」はよく登場します。
たとえば、有給休暇を申請する場合は「自:令和6年5月10日」「至:令和6年5月12日」のように書きます。
つまり、「休暇を取る期間」を明確に示すための表現です。
| 書類名 | 「自」「至」の意味 |
|---|---|
| 有給申請書 | 休暇期間(いつからいつまで休むか) |
| 交通費精算書 | 移動区間(どこからどこまで) |
地図・契約書などでの「自」「至」の例
地図では、「自〇〇駅 至△△駅」といった形で区間を示すことがあります。
契約書や工事関連書類では、「自令和6年4月1日 至令和7年3月31日」と書かれ、契約や工期の期間を明示します。
このように、「自」「至」は日付にも距離にも使える、柔軟な表現です。
| 使用例 | 意味 |
|---|---|
| 地図 | 経路(どこからどこまで) |
| 契約書 | 契約期間(いつからいつまで) |
なぜ今もこの表記が使われ続けているのか
「自」「至」は一見古風な言葉ですが、実はとても合理的な表現です。
短く、かつ一目で「期間」を示せるため、今でも多くの公的書類に使われています。
“正確さと簡潔さを両立できる”――それが「自」「至」が長く使われ続ける理由です。
| 特徴 | メリット |
|---|---|
| 短く明確 | 見た瞬間に意味が伝わる |
| 公的な印象 | フォーマルで信頼性がある |
| 幅広く使える | 日付・場所・期間のすべてに対応 |
まとめ|「学歴 自 至」の書き方をマスターして印象アップ
ここまで、自と至の意味や書き方を詳しく解説してきました。
最後に、この記事のポイントを整理しておきましょう。
「自」「至」は難しい漢字ではなく、“いつからいつまで”をスマートに伝える便利な表現です。
「自」「至」は期間を示すだけ、難しく考えすぎない
履歴書に書くときは、「自=入学」「至=卒業」と覚えるだけで十分です。
迷ったときは、英語の「From」「To」に置き換えると理解しやすいでしょう。
学歴も職歴も「いつからいつまで」を意識して書く
学歴・職歴ともに、年月をそろえて書くことが大切です。
和暦と西暦を混在させないように注意しましょう。
自信を持って履歴書を提出しよう
「自」「至」の正しい意味と使い方を理解すれば、履歴書の印象はぐっと良くなります。
読みやすく丁寧な書き方が、採用担当者に誠実さを伝えることにもつながります。
今日からは、「自」「至」を自信を持って使えるあなたになりましょう。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 自の意味 | 〜から(入学・入社) |
| 至の意味 | 〜まで(卒業・退職) |
| 見込み・在学中 | 卒業見込み、在職中など明記する |