Instagramを使っていると、「知り合いかも?」という通知で○○さんが突然現れて驚いたことはありますか?
この通知は、スマートフォンの連絡先の同期、Facebookとの友人関係、共通のフォロワーがいるなど、さまざまな理由によって表示されます。
ここでは、この通知がどのようにして表示されるのか、そして表示を少なくする方法について説明します。
Instagramの「知り合いかも?」通知の仕組みと意味
Instagramを使用していると、通知欄やおすすめのユーザーに「○○さんを知っていますか?」と表示されることがあります。
これは、Instagramが提案する「知っているかもしれない人」を紹介する機能です。これによって、ユーザーが知り合いかもしれない人を見逃さないようにすることが目的です。
ただし、実際には知り合いではない人が表示されたり、同じ通知が何度も来たりして、面倒に感じることもあります。
Instagramは公式には詳しいアルゴリズムの詳細を明かしていませんが、連絡先の情報、Facebookの友人情報、共通のフォロワー、趣味が似ているユーザーなど、さまざまな要素から「知り合いかもしれない」と判断しています。
表示される人が必ずしも直接的な知り合いであるわけではありません。
共通の関心事や地域など、他の要因によっても「知り合いかも」と考えられることがあります。
Instagramで「知り合いかも」と通知される理由
Instagramが「知り合いかもしれません」と表示する理由とその基準について説明します。
スマートフォンの連絡先を同期することによる通知
Instagramはユーザーのスマートフォン連絡先との同期機能を持っています。
この機能が有効になっている場合、スマホに連絡先として登録されている電話番号やメアドを元に、その連絡先がInstagramを使用しているかを確認し、通知します。
- アプリの設定から「アカウントセンター」へアクセス
「連絡先をリンク」のオプションをオンにして、同期を許可する
Facebookとの連携
InstagramとFacebookは同じ企業によって管理されているため、アカウントを連携させると、Facebookの友達がInstagramを利用している場合に通知が届くことがあります。
Facebookの友人がInstagramを始めた場合、その情報が通知されることがあります。
共通のフォロワーを持つこと
Instagramはユーザー間の相互フォロー関係を分析します。
あなたがフォローしている人と他のユーザーが互いにフォローしている場合、そのユーザーとの間に何らかのつながりがあると見なされることがあります。
似たような趣味や活動をしているユーザー
共通の趣味や興味を持つユーザー同士を推薦することもあります。
あなたがフォローしているアカウントの内容やハッシュタグから、類似の興味を持つユーザーが「知り合いかも」として推薦されることがあります。
プロフィール情報や共通点からの推薦
直接的なフォロー関係がない場合でも、プロフィールの情報や地域性、趣味などから、類似しているとInstagramが判断した場合、そのユーザーを推薦します。
例えば、同じ地域に住むユーザーや似たキーワードをプロフィールに記載しているユーザーなどです。
Instagramは、これらの情報をもとにあなたにとって関連性の高い人を推薦していますが、設定からこれらの情報の共有を制限することも可能です。
Instagramの「知り合いかも」通知を減らす方法
このセクションでは、「知り合いかもしれません」という通知が気になる方向けに、具体的な設定方法をご紹介します。
通知をオフにする方法
Instagramでは、細かい通知設定を変更することができます。
「知り合いかも」という通知を完全に停止したい場合、次のステップで設定を変更できます。
- プロフィール画面の右上にあるメニュー(三本線)をタップし、「設定とプライバシー」を選びます。
- 「通知」を選択し、関連する通知設定を見つけます。
- 不要な通知のスイッチをオフにして、設定を保存します。
連絡先の同期を停止する
スマートフォンの連絡先とInstagramの同期を止めることで、知り合いかもの通知を減らすことができます。
- プロフィール画面からメニューを開き、「設定とプライバシー」に進む。
- 「アカウントセンター」を開き、「連絡先の同期」を見つけます。
- 同期のスイッチをオフに設定します。
Facebookとの連携を解除する
Facebookとの連携を解除することで、Facebookの友人からの通知を防ぐことができます。
- プロフィール画面からメニューに進み、「設定とプライバシー」をタップ。
- 「アカウントセンター」を開き、連携しているFacebookアカウントを選び、「連携を解除」を選択します。
個別のユーザーをブロックまたは非表示にする
設定変更後も特定のユーザーからの通知が続く場合は、そのユーザーをブロックするか、おすすめから非表示にすることが有効です。
フィードやプロフィール画面に表示されるおすすめユーザーのカードにある「×」マークをタップすると、そのユーザーを非表示にできます。
これらの設定変更は、アプリの動作により即時に反映されないことがあります。
変更が反映されない場合は、アプリの再起動やアップデートを試してみてください。
全ての設定が適切に適用されているか、確認することも大切です。
「知り合いかもしれません」通知がまだ消えない?その原因と対応策
ここでは、「知り合いかもしれません」という通知をオフにしてもなお表示される場合の原因と、その対処法について説明します。
Instagramの仕様による表示制限
Instagramでは、「知り合いかもしれません」という機能を完全に無効にする設定は提供されていません。
プッシュ通知をオフにしても、アプリ内の通知欄やフィードにはおすすめユーザーが表示され続けることがあります。
複数のアカウントを使用している場合の設定
複数のアカウントを持っている場合、各アカウントごとに通知設定や連絡先の同期設定を個別に行う必要があります。
一つのアカウントで設定を変更しても、他のアカウントでは変更が適用されていない可能性があります。
設定を変更した後も通知が来る場合は、他のアカウントの設定も確認してみましょう。
アプリのバージョンや不具合が原因で設定が反映されないことも
時々、アプリの不具合や古いバージョンが原因で設定が正しく適用されないことがあります。このような場合、以下の手順を試してみてください:
- アプリを最新のバージョンに更新する。
- アプリを一度ログアウトし、再度ログインする。
- スマートフォンを再起動する。
必要であれば、アプリを一度アンインストールし、再インストールする。
これらの対策により、設定が正確に反映されることがあります。
残念ながら、Instagramでは「知り合いかもしれません」という機能を完全にオフにすることはできませんが、フィードバックを送ることで将来的な改善が期待できます。
プライバシー設定でアカウントを非公開にするなど、他の方法でプライバシーを保護することは可能です。
まとめ
この記事では、Instagramの「知り合いかもしれません」という通知がどのようにして表示されるかについて説明してきました。
Instagramは、スマートフォンの連絡先、Facebookとの連携、共通のフォロワーなど、複数の情報源を元に「知り合いかもしれません」と判断しています。これらは、電話帳やSNSのデータを基に自動的に分析されています。
通知をオフにする設定、連絡先の同期を解除する、Facebookとの連携を解除するなどの方法で、望まない通知を減らすことができます。しかし、通知を完全に無くす公式の方法は存在しません。
各アカウントごとに設定を適用する必要があり、アプリのバージョンや技術的な問題により設定が適切に反映されないこともあります。複数のアカウントを管理する場合や、アプリを定期的にアップデートすることで問題を回避することが求められます。
Instagramを使用する際に、「知り合いかもしれません」という通知は、時には忘れかけていた友人を見つけ出す手がかりとなったり、新しい交友を築く機会となることもあります。
一方で、プライバシーへの懸念や通知の煩わしさを感じる場合は、ここで紹介した設定方法を試してみることをお勧めします。